■ 一般的な損切りのタイミング・ルール
1. 購入時にあらかじめ「損切りライン」を決めておく
- 通常は5〜10%の下落を基準とすることが多いです。
- たとえば「買値より7%下がったら売る」と事前に決めておくことで、冷静に判断できます。
2. 業績やニュースに悪材料が出たとき
- 会社の業績悪化、赤字転落、不祥事などが明らかになった場合は、長期的にも株価が下がる可能性が高いです。
3. テクニカル指標で判断
- 移動平均線を下回ったまま戻らない
- サポートライン(支持線)を明確に割り込んだとき
- 出来高を伴って急落したとき
4. 相場全体が大きく崩れているとき
- 自分の銘柄だけでなく、日経平均やTOPIXなど指数全体が悪化しているなら一時撤退を検討。
■ 損切りが遅れる典型的な理由(注意点)
- 「また上がるかもしれない」と期待する
- 含み損を認めたくない心理(損失回避バイアス)
■ 心得
損切りは「負け」ではなく、資金を守る防御策です。大きな損失を避け、次のチャンスに備えるための行動と考えましょう。
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